今回は秋田県の酒造、北鹿(ほくしか)さんの「すずしな生貯蔵酒」の評価します。
スーパー、コンビニでたくさん売っている「北秋田」を作っています。見た事のない人はいないと思います。
薄口だと批判的な私のツイート
実は以前、私はツイッターで北鹿さんについて厳しくツイートしたことがあります。
日本酒「大吟醸北秋田/北鹿」
ワイングラスでおいしい日本酒アワードの金賞らしいけど、普通の日本酒として飲んだ方がおいしいですね。大吟醸の名前に惹かれて買うと残念かも。普通酒だとするとちょっと高いし。香りも旨みも薄いお酒。 pic.twitter.com/jPgToTsIlz— ma-chi (@march_sns) 2017年1月14日
大吟醸で安い、1000円切るんですよね、#北秋田 。他に、 #越後桜 とか、#京姫 とか、#小山本家酒造 さんのグループですよね。
潰れかけた酒造を救う小山本家さんは偉いと思うけど、地酒ファンとしては、これらの銘柄の味は納得してない。
日本酒はもっと美味しいのいっぱいあるって言いたいな。 https://t.co/OT3P8Jk92r
— ma-chi (@march_sns) 2018年5月16日
本当に、本気で、手放しに美味しいとは言えない北鹿さんの日本酒。
「北秋田」大吟醸かと思って購入したら、水で伸ばしすぎた、じゃばじゃばしたお酒だったことを覚えています。
ただツイートのあとに、北鹿さんの別銘柄を呑んでみてと、返信ツイートをいただきました。
ただ批判ばかりしていては評価サイトの意味がない。(本当はイナカを探すサイトだけど。)
今回神奈川県川崎市内のスーパーでみつけた、別銘柄のお酒を発見。試して見ることといたしました。
すずしなの第一印象
開栓時、香りは薄め。口に含むと、名前の通りの、なんとも涼やかな味わい。
うん、涼やか!紫陽花と雨空を見ながら、お庭を見ている雰囲気を醸し出している。
アルコール感はあまりなく、すっきり飲みやすい。うん、飲みやすい。
でも、やっぱり褒めるところはここまでかな。どうしても薄口なのです。
あと15%濃い味なら、とっても美味しいと思えるのに。どうしても薄口。
調べて見ると、このお酒の精米歩合は72%。あきたこまちを使っているそう。
ならば、もう少し雑味がある、たのしい純米酒、つくれるんじゃない?
私の主観で申し訳ないのですが、きっと私の身体に合わないのだと思います。
こういう状況でも、もし北鹿さんのお酒はとても売れている、というなら、現地で呑んでみるしかないですね。
現地の土、現地の水、現地の料理と合わせた時に、地酒は本領を発揮します。
そこを見ずに評価すると、このお酒は★ふたつ。いずれ秋田へ出陣しましょう。
すずしな 生貯蔵酒 | |
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蔵元 | 北鹿 |
製造エリア | 秋田県 |
分類 | 日本酒 しぼりたて生貯蔵 |
酒米 | あきたこまち |
アルコール度数 | 14.8度 |
インフォメーション
秋田県大館市、山の中でつくられているお酒なのですね。
とすれば、合わせる料理は山の料理でしょうか。
いずれ現地に赴いて、呑んでみたいですね。
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