日本では古い町並みや史跡などに、昔の建物が建っていて、軽くタイムトリップできますよね。
今回ご紹介する「日本民家園」は、神奈川県川崎市が誇る古民家大集合のテーマパーク!
正直、これが年間千円で見放題って、贅沢すぎます( ´ ▽ ` )
皆さんも是非、日本民家園に行って、川崎市の為にお金を使いましょう。
1軒目から見所満載
日本民家園と同じ川崎市内にあり、移築してきた古民家、「原家」。
週末はカフェとしても使われているそうですよ。
日本民家園のほとんどの建物は、中に入る事ができます。
さらに、お家に上がれるところもあります。
とくにこの「原家」は、建具など見所が沢山あります。近代化の波に触発されながらも、古い日本の面影が沢山残るこの民家は、とてもオススメですよ!
例えば、この障子?引き戸?(書院:しょいん と言います)釘を使わずに見事な造形ですよね!
そして、窓から見える景色も最高です。土。垣根。置石。どれをとっても美しいです。
新緑が窓の外の風景を潤します。秋はどのような風景を見ることができるでしょう。
廊下も美しい。つるつるになった床が、年期感じます。いったいどれくらいの人が、どれくらいの期間歩き続けたのか。
板ぶき屋根?
古民家と言えばかやぶき屋根。
でも、かやぶき屋根だけが古民家ではありません。
住んでいる土地柄、周りの気候に合わせて、色々な屋根があります。
石置き板ぶき屋根の「三澤家」は、長野県伊那市から移築してきた民家です。
何枚も重ねた板の上に、抑えるために石を載せています。
地震が起きた時、おちるんじゃないか、と心配になります。
他にも、有名な白川郷の合掌つくりの民家も移築されています。
道祖神も展示
街中ではあまり見ない、もしくは隠れている道祖神も、展示されています。
神の国日本。いろいろなところ、いろいろなものに、神様がやどっています。
水の確保 光の確保
電気も水道も無かった時代の、先人の知恵を見る事ができます。家々の工夫を見つけるのがとても楽しい!( ´ ▽ ` )
例えばこの家は、採光する窓があり、また山からでる湧き水を家に引き込んでいます。
基本的に水は川から汲んでいた時代、この設備は大変助かったことでしょう。
色々な事が学べて、社会勉強に役立ちそうですね!
ふるさとを思い出せる?
すいません、正直言えば、私の故郷は団地です(笑)
だからこそ、日本民家園のような里山の風景に憧れ、足を運んでしまいます。
どの民家も、夏は涼しく冬は暖かい構造。エアコンレスで涼しいのが体験できます。
茅葺は確かに高価、薪で燻して維持するなど、大変なのはわかります。
でも、こんなふるさと、あったら素敵だと思いますね。
ちなみに、解説員の方が、ステキなプレゼントを下さいました。バッタ!ではありません(`・ω・´)
テクニック凄いですよね。大の大人の私も大はしゃぎ!
こんなステキな日本民家園は、川崎市立生田緑地の敷地内にあります。
緑豊かな生田緑地もステキな場所です。それはまた別の機会に!
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アクセス
おすすめスポット情報 |
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日本民家園(川崎市 生田緑地敷地内) |
〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7−1−1 |
入場料は大人500円。年間パスポートは1000円です。
バリアフリーで歩きやすいのですが、急な坂等がありますので車椅子一人ではきつそうです。
また健常者でも、散策するには履き慣れた靴のご使用をおすすめします。
家に上がることができますので、脱ぎ着のしやすい靴がおすすめです。
駐車場は生田緑地の駐車場を使用します。バスで来ることもできますよ。
車の場合、専修大学側の駐車場は比較的空いています。順路は逆になりますが、そちらからも入場できます。
平日は人気が少なく、風の音、森の音、鳥の鳴き声で心が潤います。
リラックスできる、大変おすすめなスポットです!