田舎に引っ越すにあたり(といっても、時期も場所も決まっていませんが)、重かったり場所をとったりするものは、極力捨てて行きたいものです。
ですが、これだけは捨てられない、という物もありますよね。
私の場合、それは「雑誌」です。特に絶版になっているものは捨てられない。
ところが、いくら捨てたくない、とっておこうと思っていても、本はだんだん黄ばんで来て、臭くなって来ます。
結局涙をのみながら捨てなきゃならなくなっちゃう。これは困ります。
kindle等の電子書籍も検討したのですが、解像度が低くて雑誌を見ている気がしない。
1ピクセル1ピクセルに命のこもった、高解像度の書籍データでないと、満足できないなーと思っていました。
自炊ってなんだろう?
そんな中、家内からも勧められていたのが「本の自炊」。
本を裁断してスキャナで読み取って、タブレットで見れるようにするらしい。家内は私よりも本が好きなので、私が自炊するのを期待しているようです。。。
「めんどくさいなぁ(^^;)」
とは思ったものの、本は劣化の進行を止めてくれるわけではありません。ここは腹をくくって、自炊活動を始めようではないか!
自炊の流れはわかっている!きっと以下の通りに違いない!
①雑誌を1枚1枚スキャナーでスキャンし、画像データとしてパソコンに保存
②画像データをPDFファイルに統合
③タブレットに送信して 楽しい閲覧生活
まぁ、結果的には3行では済まされなかったのですが。。。
自炊に必要なもの
さて、自炊に必要なものは以下の通り。オレンジ色の字が、今回購入したものです。
●パソコン(mac mini Late 2012 / macOS High Sierra)
●パソコン用スキャナ(ScanSnap SV600)
●裁断機(雑誌を切る道具)(新たに購入しなきゃ)→ 不要
●加工ソフト(Adobe Photoshop CC)
●閲覧用パソコンやタブレット(Apple iPadPro 12インチ)
このうち、裁断機はスキャナの機能により不要としました。
このスキャナは雑誌を開いた状態でスキャンし、ページの歪みをソフト処理で取り除いてくれる優秀(と思われる)機能が付いています。
裁断、めんどくさそうだしね。
自炊結果
本日以降、自炊の手順を細かく公開していきますが、以下の基準での作成が無事完了し、とても満足しています。
●iPadPro 12インチ合わせの解像度での書籍化(2048pixel x 2732pixel)
●ページめくりの左右切り替え
●読み取り端末を横に倒した時に 雑誌のように2ページが並ぶ
画質は以下にサンプルを貼り付けておきます。
データのスキャン方法
画像の加工
iPadへの連携
PDFの作成/閲覧
の4部構成でお届けする予定です。お付き合いいただけると幸いです。